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面接で嫌われる「つまらない人」の4つの特徴

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gonshiです。

 

面接は得意な人、苦手な人にキッパリと分かれると思います。

実は、面接が苦手になる理由は単純で「うまくいったことがないから」だったりします。失敗が続いていくと思考が段々とネガティブになります。

しかし、現在の就職や転職において面接は避けては通れない道です。面接が苦手だという人は次に挙げる4つの特徴に当てはまらないか確認してみてください。ひょっとすると、そこが原因で面接がうまくいかないのかもしれません。勿体ないことです。

目次

  

話が長い

面接において話が長いことは致命的です。

面接では持ち時間が決められおり、その持ち時間内で面接官へアピールしなければなりません。アピールと言っても独りよがりではなく、面接官へ伝えたいことをしっかりと伝えなければ意味がありません。

また、人の集中力は長くは続きません。面接官は僕たち転職者と面接日が初対面であり、転職者の人となりなど予備的な情報がほとんどない中で面接をします。そのシチュエーションだけでも疲れます。それにも関わらず、僕たち転職者がダラダラとまとまりのない話をしてしまえば、相手に伝わるものも伝わりません。例え、内容が評価されたとしても面接は「不合格」となってしまうかもしれません。

面接では、必ず相手の面接官の反応を見ながら適切なタイミングで話を終わらせなければなりません。やはり、面接の基本は「質問の意図を正確に汲み取って、簡潔に伝えること」です。

 

ネガティブ思考

面接ではポジティブな内容を話すべきです。

企業にとって面接は大切な業務の一つです。面接官は(労働)時間を費やし、面接をします。面接は相当なコスト(主に人件費)がかかっていることを転職者は意識しなければなりません。

企業がコストをかけて面接するのも、企業の経営課題の克服や経営目標の達成が背景にあるからで、企業の中長期の成長・発展のために「一緒に働きたい人」を探して、選ぼうとしています。面接は、転職者の不満を聞く場でも、愚痴を聞く場でもありません。

不満や愚痴ばかり話してしまうと「環境や人のせいにする」「責任がない」と思われてしまいます。

転職者が現職に不満を持つことは当然です。不満がなければ「転職する」こともしないし、「面接を受ける」こともないでしょう。持っている不満は、新しい職場で「どう解消していきたいか?どう変えていきたいか?」とポジティブ思考で話すと印象は良くなります。

 

自慢話

初対面の人から自慢話を聞かされて気持ちが良い人はいますか?

面接では、現職(過去)の成功経験を中心に話すことになると思います。例えば、プロジェクトの主宰者としての経験や、研究開発より挙げた成果が製品の上市に結びついた経験など、企業受けしやすいエピソードであることは間違いありません。

しかし、その伝え方を間違えてしまうとせっかくの経験が「自慢話」にしか聞こえなくなってしまいます。面接官は応募者の自慢話をわざわざ聞きに来ているわけではなく「一緒に働きたい人」を探しに来ています。

面接は対話が基本です。一方的に「どう?すごいでしょ?」と伝えるよりも、概要を話しては面接官が気になったこと、もっと聞きたいことを追加で質問してもらい、答えるだけで十分です

 

 身の程知らず

面接での身の程知らずな発言は評価を下げる可能性が高いです。

これは転職したいと考える20代の若手に多い傾向があります。「自分の居場所はここではない」「自分の能力はもっと高いはずだ」と思い、面接で大口をたたくことは危険です。

井の中の蛙大海を知らず」ということわざがあるように「世界は自分が思っている以上に広いこと」を忘れてはいけません。自己評価だけでなく、客観的な評価軸を持って面接に臨むことが大切です。自己評価と客観的な評価の乖離が大きければ「身の程知らず」と言われてしまいます。

転職では「再現性」が求められます。「現職で経験した成功は新しい職場でも成功する」、同じように「現職で経験した失敗は新しい職場ではそれを糧に成功する」いうロジックが成立しています。つまり、過去の経験が「根拠」となり再現性を保証することができるのです。

自分自身に対して「自信があること」や大口をたたくことは悪いことではありません。面接では「どうしてそう言える? 」、つまりロジカルシンキングでいう「So What?/What So?」に当たる部分を固めておくことが大事になります。

ここが固まってさえいたら「身の程知らず」も武器になります。

 

まとめ

いかがでしたか。

 

面接で嫌われる「つまらない人」の4つの特徴を紹介しました。

面接は僕たち転職者と企業側の面接官、立場が異なる二者がいて成り立ちます。記事でも触れましたが、面接の基本は対話だと思います。

相手がいることを忘れずに、相手の立場に立って面接に臨むと良い結果が付いてきます。