キャリアクエスト

ものづくりが好きな若手技術者や研究者が転職を通じてキャリア実現を応援するブログです。

僕のこれまで「自己紹介」

こちらのWebサイトは移転しました。

はじめまして。

キャリアクエストを管理するキャリアブロガーのGON氏です。ブログでは僕と呼ばせて頂きます。

このブログを綴る僕について知って頂きたく「自己紹介」をしたいと思います。

 

ざっくりとした略歴

ざっとした僕の略歴を示します。

 

  • 浪人、大学編入の経験者です
  • 現在は、現役バイオプロセスエンジニア(のたまご)として企業勤めしています
  • バイオ界隈でも「バイオ医薬」の話題や技術に明るいです
  • 学生時代からマラソンが趣味で、フルマラソン:3時間23分、ウルトラマラソン(100 km):12時間56分くらいで走ります
  • 過去の転職経験は3回です
  • 新卒から順に日系大手メーカー(4000~5000億規模の売上)、バイオベンチャー(赤字)、外資系メーカー(米国系)、現職と渡り歩いてきました
  • 既婚者でもうすぐ一児のパパになります

 

大学院時代

国立大学の大学院で農学系の修士課程を修了

  • 大学では学部と修士の3年間同じ研究室で過ごし、研究テーマは遺伝子工学を駆使して植物内で特定の化合物が生産される過程を探る研究をしていました。
  • ある反応を担う酵素の遺伝子探索から機能の解析に没頭しましたが、ある学会で口頭発表を1回するだけの平凡な研究実績でした。当時の研究が優秀な後輩たちに引き継がれ、もうすぐ論文になる予定です。

 

1社目:日系大手メーカー時代(新卒)

卒業後は、新卒で東証一部の大手メーカーで技術者として商品開発業務に携わるも、在籍1年2カ月で(早期)退職

  • ドラッグストアで販売される商品の開発をほんの少しの期間していました。BtoCのビジネスモデルにおいては月並みかもしれませんが、自分が開発に関わった商品を実際にドラッグストアでお客さんが手に取るのを見た瞬間というのは開発者冥利に尽きます。それだけで疲れもぶっ飛びますし、言葉では言い表せない感情が沸いてきます。
  • この企業では知的財産を開発において重要テーマとして掲げていたので、短い期間でしたが運良く特許出願も経験できました。退職後、審査請求もされて現在、特許として登録されています。知的財産に関する資格も取得しましたし、企業技術者として重要な知的財産について実務を通じて経験できたことは貴重な財産なのかもしれません。
  • とにかく人間関係では恵まれていたので、このまま仕事を続けてもよかったのですが、どうしても諦めきれない思いがありましたので転職活動を早くに始めました。この頃、「3年は耐えれないとダメ」「転職するなら30歳になってから」とか言われたこともありますが、僕はこういうのは信じてはダメだと思います。結局は人それぞれです。(なるべく他人に迷惑が掛からないように)自分が好きなように働く場所、仕事を決めて過ごせばいいのだと思います。
  • 当時の僕の背中を押してくれたものは「バイオ」と「医薬品」に対する執拗なまでに強い思いだけでした。大学時代から将来はバイオ技術を使ったものづくりがしたいとずっと考えていて、それも試験管やフラスコレベルなんかじゃなくて想像もつかないくらい大きなスケールでやりたかったです。そして、どうせやるならば人にとって役に立つものを作りたいと考え、人にとって最も大事な「命」に関わる医薬品を作ってみたいと思っていました。
  • 最初に入社した企業では絶対に出来ない仕事でしたので、きっぱりと転職する決心をしました。

 

2社目:バイオベンチャー時代(転職1回目)

バイオベンチャーにてバイオ医薬品の開発を経験してからはバイオ業界一筋

  • 実はこのベンチャー企業を受ける時、志望度は高くなく、何なら「面接の練習で受けてやるか(失礼)」と思っていました。だから、面接前に企業の下調べもろくにせず選考を受けました。志望理由を言った後、面接官から意地悪な質問をされてしまい、そのことが企業にバレてしまいましたが、その時の対応とものづくりに対する思いが気に入られたようで面接は合格しました。
  • 知名度もない、何処の馬の骨か知れない企業でしたが、他に選考が進んでいる企業もなかったので、当時お世話になっていた転職エージェントと相談して入社を決心したことを覚えています。
  • ベンチャー企業の内情というのは、想像とは全く違いました。なかでも、バイオベンチャーの経営環境はとても厳しいです。バイオは事業の運営に資金が必要にも関わらず、開発に時間がかかるため、黒字化も簡単にはいきません。そして、何より事業を軌道に乗せていくはずなのに、それを牽引する人手が常に不足しています。資金がないため、人を簡単に採用できないし、入社してもすぐに退職していく人もいます。
  • 経営が安定した大手企業からバイオベンチャーということで環境の変化は大きかったですが、ベンチャー企業でも入社する企業を選べばしっかりと経験は積ませてもらえます。年功序列とか一切なく、ベンチャー企業実力主義です。
  • 年功序列の古臭い大手企業にいたらきっと10年くらい経験を積まないと出来ないであろう仕事にも挑戦させてもらえました。無責任なことばかりは言えませんが、キャリアに悩む20代の若手がいたならばベンチャー企業での就業を薦めます。ベンチャー企業は自ら考え、行動できる人を育み、人を成長させてくれる環境だと思うからです。
  • この頃、初めての海外出張も経験しました。アメリカのフィラデルフィアには2週間滞在し、ニューヨークやカナダのナイアガラ・フォールズまで休日には足を延ばせたことはいい思い出です。

 

3社目:外資系時代(転職2回目)

経営悪化から28歳の時に満を持して外資サプライヤーのフィールドエンジニアに転じるも、たったの3か月で挫折

  • ユーザーからサプライヤーへ。それも外資系への転身です。外資系と言うと派手なイメージがありますが、その正体は「外国籍企業の日本法人」です。社内は日本語で通じます。しかし、出世したければ英語のスキルは必須。僕が在籍したたったの3か月でも外国人と一緒に仕事をする機会は何度もあったし、海外出張(約1週間)にも行きました。
  • 英語にストレスがなければ外資も楽しいと思います。僕は自分がやりたいと思っていたことが実はできなかったことへの不満が僕のなかで爆発して抑えきれず3か月で挫折しました。また、ユーザーに逆戻りです。
  • サプライヤーの技術営業やフィールドエンジニアという仕事はとにかく出張が多いです。これは日本企業も同じです。理系出身で研究者や技術者と対等な立場で仕事がしたくて、旅好きな人には天職かもしれません
  • 外資系企業ってのは「来る者拒まず去る者追わず」の姿勢があって、毎月誰かが入社して、誰かが退職するくらい入れ替わりが激しいです。日本の企業と違ってドライなのでチームで仕事をすることが好きな人には向きません。どちらかと言えば、個人として仕事をしたい人に向いてるかなと思います。 

 

4社目:現在(転職3回目)

その後、29歳で3度目の転職をして現在に

  • これからどのような経験を積めるでしょうか。