キャリアクエスト

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地方在住者でも安心!転職活動では転職エージェントを利用しよう!その際の注意事項と留意点を紹介!

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転職を成功させるための一つの要素は、信頼できる転職エージェントと出会うことです。

転職エージェントを利用できるのは、東京、大阪、名古屋のような大都市ばかりだと思われがちですが、地方にいても、地方にいながらでも転職エージェントの手厚いサポートは受けられます。

地方在住者が転職エージェントを利用する際の注意点などを紹介します。もちろん東京や大阪など大都市周辺に住まれている方にも有益な情報になっています。

 

目次

 

転職エージェントを利用するメリット

転職活動において転職エージェントを利用するメリットを確認したいと思います。

転職エージェントを利用することで、転職活動の各ステップで手厚いサポートを受けられるようになります。

転職エージェントを利用することで受けられるサポートは、希望する求人情報の入手はもちろん、応募書類の作成や添削、企業との面接の日程調整代行、内定後の条件交渉、入社までの準備と転職活動に関わる実務的なサポートから転職全般に関わる相談などコンサルティングサポートなど様々です。

これらに費用は一切かかりません。そのため、多くの人が転職エージェントを利用しながら転職活動を行います。

1社だけでなく、複数社の転職エージェントを転職活動のパートナーにして取り組まれている方が多いです。

 

地方在住者の問題点

僕もかつて地方在住者として転職活動をしていました。その時も転職エージェントを利用していました。

しかし、転職エージェントの拠点というのはほとんどが東京や大阪など大都市にしかありません。最大手のリクナビエージェントでは地方都市にも拠点がありますが、これは珍しいケースです。

転職エージェントを利用する場合、地方在住者には物理的な距離が立ちはだかります

でも、ほとんどの転職エージェントは地方在住者でも安心して利用できるように電話面談が基本です。電話代は全て転職エージェント側が負担してくれるため、心配することなく気軽に転職相談もできます。

地方在住者に限らず、大都市近郊の方でも希望すれば電話でやり取りができます。

 

 

転職エージェント選びのコツ

転職エージェントの存在を知るきっかけは、「たまたま偶然インターネット上で見つけた求人広告に興味を持って、応募してみたら転職エージェントだった」とこういうことがあります。それ以降「その転職エージェントでなければならない」とこだわることがありますが、その必要は全くありません。

転職エージェントを利用する際、最初に面談がありますが、転職活動のなかには対面で面談出来なければサポートを受けられないところがあります。各エージェントのやり方なので文句は言えません。そのエージェントのサポートを受けたければ、それに従うのみですが、地方在住者には厳しい状況があります。

実際、過去に僕はエージェントとの面談のために東京まで行ったことがありますが、そこまでする必要はなかったと思います。

世の中には転職エージェントは大手から中小まで含めれば数えきれないほど存在しています。あるエージェントが持っている求人は、別のエージェントにもあることが多いし、自分に合うエージェントもあれば、合わないエージェントもあって当たり前です。

特定のエージェントに固執せず、自分の置かれている状況に合わせたエージェント選びが大切です。

 

初回の登録時の面談が何よりも大事

転職エージェントのサポートを受けるためには最初に必ず面談があります。

この面談は、エージェント側にとっても僕たち転職者のことをよく知るための貴重な機会です。

実際、転職エージェントとしても僕たちがどのようなキャリアを持っているか、何ができるのか、何が得意なのか、これからのキャリアをどうしていきたいと考えているか、それらを正確に把握する必要があります。そのうえで、各エージェントが持っている企業の求人とマッチングしていきます。

転職エージェントを通して企業へ応募すると、企業側へエージェントからの推薦理由が添えられますが、「この方は〇〇の経験があり、御社の事業の△△のポジションにどうですか?」といった具合です。

転職エージェントの立場からすれば企業こそ大切なお客様で、各求人に合った人材を推薦して、入社まで至らないとエージェントに企業から報酬が入りません。だからこそ、エージェントもせっかく見つけた候補者を企業が振り向いてくれるように初回の面談を通じてあれこれ探ろうとします。 

 

初回の面談では何を聞かれるのか

まず、初回の面談を受ける前に粗削りでもいいので「職務経歴書」を提出する必要があります。基本的には、提出した書類に基づいて面談は進みます。

最後に初回の面談ではどのような質問がなされるかを実体験をもとに紹介していきます。これは過去に転職エージェントD社の面談時の内容です。

  1. 何故、今回転職をしようと思ったか(転職理由の確認)
  2. 過去、どんな業務を経験し、何ができるのか(スキル・経験の確認)
  3. 転職によって何を実現したいのか(志望業界・志望職種の確認

主にはこれらの3つのことを確認されます。

なかでも、3が特に重要です。転職によって何を実現したいか、この部分は特に正確かつ慎重に伝えるべきです。

相手のアドバイザーやコンサルタントは転職者のサポートを生業にするプロではありますが、同じ人間です。人間であれば、先入観を持ち、勝手なイメージで僕たちの思いを解釈したつもりになって、正確さを欠くことがあります。

ましては顔も表情も見えない電話面談であればなおさらです。

 

地方在住転職経験者の本音

地方在住者の場合、物理的な距離のために仕方なく電話面談となることが多いですが、本音を言えば最初の面談は電話ではなくFace to Faceで行うべきです。

電話面談をする場合、唯一の情報が声(音声)のみとなるため、情報を伝える際は正確さを特に意識することが必要です。

相手の反応を見て、必要に応じて確認するなど伝え方を工夫しなければなりません。

電話面談中、相手の声は聞こえますが、どのような顔をしている人か、どのような表情で話しているか、手元にはどのような資料があり、何をメモしているかが全く分かりません。相手が正確に意図を汲んでなくて、誤解を持っていても修正することが難しくなります。

電話面談では、相手の顔や表情、仕草が分からないだけでなく、こちらの顔や表情も同じように電話越しには伝わりません。あれこれと説明をしていても、そのディティールが伝わりにくいという欠点があります

電話面談は便利で良いのですが、このような特性があることを把握し、それを意識して電話面談に臨むのでは結果は変わってくると思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

転職エージェントとの面談は軽く思われがちですが、面接の練習に利用できます。対面でも電話面談でもコミュニケーションの本質は変わらないし、実際面談で聞かれる内容は転職面接でも同じように聞かれます。

 

 

実を言うと、僕には電話面談で失敗した経験があります。

失敗したと気づいたのは実際に企業の面接の時で、電話面談が終了した直後ではありません。

過去に面接を受けた企業で、面接官から「推薦状によると・・・〇〇と書いてあるけど?」と質問され、僕は戸惑いました。そこには、自分の気持ちとは反することが書かれていたのです。

その場で「実は〇〇ということです」と訂正しましたが、その転職エージェントへ登録する時の最初の電話面談で僕が誤解を与えるようなことを伝えてしまったのだと反省しました。

こういうことが電話面談では起きるため、電話面談を利用する時は注意して欲しいと思います。