【転職ノウハウ】「自分が行きたい企業」から求人企業を探す方法!
こちらのWebサイトは移転しました。
gonshiです。
転職活動の第一歩は「企業を見つけること」に始まりますが、その企業を見つける方法には2通りの方法しかありません。
その企業を見つける方法を2回に分けて紹介します。今回は、「自分が行きたい企業」から求人企業を探す方法を紹介します。
目次
「自分が行きたい企業」から探す
企業を見つける方法の2つのうち、1つ目の方法は「自分が行きたい企業」から探す王道の方法です。
転職活動を始める時は、誰もが「こういう企業へ転職出来たらいいのに」と考えます。世の中には数えきれないほどの数の企業がありますが、その中から自分に合った企業を探すことは簡単ではありません。
自分が行きたい企業や憧れている企業、既に自分が知っている企業の中から求人を探します。
具体的に「この企業」と企業名が定まってなくても、転職後になりたい自分自身の姿をイメージできていれば、幾つかのキーワードから合致する企業を探すことも可能です。
問題になるのが、自分が行きたい企業が見つかったとしても、現在「求人」が出ているかどうかです。求人が出ていたとしても、希望する職種であるかどうかがより重要です。
企業ホームページを確認する
企業名が定まっているならば、この方法が最も簡単な方法です。企業のホームページを見ると、必ずと言っていいほど「採用情報」に関するページがあります。
ひょっとしたら既に自分が求めている求人が公開され、応募が可能となっているかもしれません。
ちなみに、同じ転職であっても第二新卒層(新卒から3年以内の20代の方)であれば、新卒採用で再挑戦してみるものも一つの手です。
新卒採用でも「卒業から3年以内」や「就業経験不問」などの企業も増えており、多様な人材を求める傾向が高まっています。チェックしてみましょう。
ホームページに希望する求人の掲載がなかった場合ですが、お問い合わせフォームなどから直接企業へ問い合わせても構いません。その場合、節度をもって失礼がないように知りたい求人についてい尋ねてみましょう。
ただし、過度の期待は禁物です。中途採用の求人というのは、新卒採用と異なり、社外秘であることがあります。
そのため、自社のホームページに求人を掲載しない企業が多いのが現実です。企業のホームページに情報がないからと、諦めるのはまだ早いです。
早速、次の一手を試してみます。
転職サイトで検索する
企業は不特定多数の人が閲覧可能なホームページ上に掲載するのではなく、限られた人たち、ここでは転職希望者だけが閲覧できるような転職サイトに情報を掲載する場合があります。
企業を見つけるための次の一手が転職サイトです。
転職サイトで有名なのがリクルートが運営する「リクナビネクスト」があります。
リクナビネクストは、国内最大の転職サイトで、実際に転職した人の約8割が利用するほどのマンモスサイトです。
転職サイトを利用する場合、リクナビネクストのように登録者数が多い大手の転職サイトが良いでしょう。
企業にとっての転職は、必要な時期に必要な人材を確実に「採用」できなければ意味がありません。知名度が低く、何人が登録し、利用しているかも分からないような転職サイトは信用できず、コストと時間だけが失われるだけと考えます。
企業側の気持ちから企業側の行動を考えてみるのです。
「この業界に属する企業だから、こういう転職サイトを利用してそうだ」とか。
Indeedを利用して探す
斎藤工さんや泉里香さんがCMをして話題の「Indeed」というサイトがあります。
今の転職活動はとても便利になっています。
先ほども書いたようにリクナビネクストなどネット上にはさまざまな転職サイトが存在し、そこには沢山の企業の求人情報が掲載されています。
その全ての転職サイトを訪問し、自分が希望する企業の求人を探すのは大変です。
Indeedはこのネット上に存在する求人情報を網羅的に探し出し、表示してくれる便利な転職サイトです。
Indeedで行きたい企業を入力し、検索するだけで求人を探し出すことができます。
企業名だけでなく、キーワード検索や勤務地から探し出すことも可能であり、Indeedを使うことで「企業を見つける」という作業が捗ることでしょう。
Indeedで検索してもなお、情報が見つからない場合は次の可能性があります。
非公開求人を探す
既に紹介した方法でも見つからなかった場合、それは非公開の求人か、そもそも求人がない(企業が人を探していない)場合のどちらかです。
後者の場合、諦めるしかないでしょう。
しかし、その場合でも少し転職のタイミングをずらすことで、希望する求人が発生する場合もあります(僕にも経験があります)。
基本的に転職の求人というのは、ナマモノなので、いつ求人の募集が無くなるかも分かりませんし、いつ求人の募集が発生するかも分かりません。だからこそ、転職は「縁」だと言われるのだと思います。
だいぶ脱線しましたが…本題に。
前者の場合ですが、求人というのは何も公開されているとは限りません。公開されていない、つまりその求人自体が「公開されるとヤバい」可能性があります。
それは、その企業のまだプレスリリースされていない新規分野への参入の為かもしれません。企業は「ヒト、モノ、カネだ」と言われるように、人の動きからその企業の経営方針や事業戦略が丸裸になってしまうこともあります。
このように企業はさまざまな理由で、求人を公開したくない訳ですが、それでも人を探し、採用しなければいけません。
僕たちが企業の非公開求人を探す唯一の方法は「転職エージェント」に登録することです。
転職エージェントにはお客様である企業の非公開求人が集まってきます。転職エージェントは、自社に集まってきた企業の非公開求人を見て、もう一人のお客様である僕たち転職希望者に求人を紹介します。僕たちが求人に応募し、最終的に企業側に採用されれば、企業側から報酬を受け取ることでビジネスが成り立っています。
この前編では、転職エージェントの活用術のうち、一部を紹介します。「自分が行きたい企業」を探すということでは、下記を参考に転職エージェントに幾つか登録し、行きたい企業やしたい仕事の求人がないかと、転職エージェントのコンサルタントに聞いてみます。
その転職エージェントに見事求人があり、紹介可能だと判断されれば、案内してもらえます。その転職エージェントに求人が無くても別の転職エージェントが持っていることもあるので、複数登録しておくことで可能性は広がっていきます。
最後に転職エージェントを利用するメリットとしては、企業の非公開求人を探すということもそうですが、孤独になりがちな転職活動において他人の意見が聞ける点があります。転職における悩みなど不安なことがあればコンサルタントに尋ねてみましょう。
ハローワークを利用する
受けたい企業が地元密着の企業であったり、企業規模が大きくない中小企業やベンチャー企業であるならば、その求人情報がハローワークにあることがあります。
企業が自社ホームーページ以外に、転職希望者が目にするような媒体や場所に求人情報を公開するには費用がかかります。
ハローワークにはさまざまな年代、職歴、スキルを持った幅広い転職希望者が集まってきます。企業にとってもコストを抑えて求人を募集できるため、地元密着の企業や中小企業にとっては大きなメリットが享受できるところです。
まとめ
いかがでしたか。
前編では「自分が行きたい企業を探す」方法についてご紹介しました。
後編では、反対に「自分を求めている企業に出会う」方法についてご紹介します。
前編は、攻めの姿勢で自らの可能性を探し求める主体的な転職活動のスタイルですが、後編は受け身の姿勢で面白みが欠けそうな気がしますが、実はそうではありません。
「自分を求めている企業に出会う」ことが、自分の新しい可能性を導き、転職の成功をグッと近づけるかもしれません。