キャリアクエスト

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研究者・技術者への転職でおすすめしたい転職サイト・転職エージェント6選!【随時更新】

こちらのWebサイトは移転しました。

世の中には転職サイトや転職エージェントが溢れています。

転職する側からすれば選択肢が多いことは良いことのように思えますが、一方では自分の転職目的と合わないサービスに引き当たってしまうと悲惨な結果を招くかもしれません。
もっと自分に合ったサービスを使っていれば掴んでいたかもしれないチャンスを逃してしまうリスクもあります。
この時代だからこそ、むやみやたらと手当たり次第に使っていくのではなく、転職の目的に合ったサービスを選びたいです。どのような転職サイトや転職エージェントにも一長一短があって、転職活動中に自分に合ったサービスと出会えればいいのですがそれを探すのも一苦労です。  

前置きが長くなりましたが、今回は研究職や技術職への転職を叶える転職サイトや転職エージェントを厳選して紹介します。基本的には非ITを想定しています。


目次

転職サイト

転職サイトのいい点は自分に合った求人を探せるところと、職務経歴を登録することで企業からのオファーを受けたり、紹介を受けたりできます。
しかし、転職サイトに掲載のある求人は基本的に公開求人であり、この公開求人は全求人のうちのほんの一握りです。

リクナビNEXT

ほとんどの転職経験者が利用するというマンモス転職サイトです。
学生時代にリクナビを使い慣れた人は転職を考えだすと同時にリクナビNEXTに登録します。
リクナビNEXTの良いところは、このように登録者数が多いことに尽きます。登録者が多いところには企業の求人情報も集まりやすいのです。リクナビNEXTの求人を見ていると大手から中堅、中小まで幅広く様々で、ありとあらゆるキャリアの可能性が潜んでいます。研究職や技術職の求人を探す場合もそれは有効で、多様性に富んでいます。困った時はリクナビNEXTといった具合です。また、リクナビNEXT上でキャリアを登録することで企業から特別なオファーやスカウトを受けることができます。
しかし、業界ナンバーワンのリクナビNEXTも万能ではありません。欠点を言うならば、求人数が多いため検索が手間で、希望する求人が他の求人に埋もれてしまい見えづらいことがあります。
また、応募の時点である程度、仕事内容が絞れている人には向きません。リクナビNEXTを利用する企業も多いため、研究派遣や全く興味のないブラックな業界からもオファーが届き、効率が良いとは言えません。
リクナビNEXTの賢い使い方は、リクナビNEXT一本に絞るのでなく、他の転職サイトや転職エージェントと併用しながらリクナビNEXTで求人の幅を広げていくことかと思います。コラム等も充実しているため、応募書類や面接の対策にも使えます。

インディード

正確には転職サイトとは違いますが、インディードは便利な求人検索サービスです。
「仕事探しはインディード」というフレーズがCMで使われ、馴染みのある人も多いと思います。
転職活動の効率化を考えるとインディードは使いこなしたいサービスです。
詳細な使い方は省きますが、インターネット上に公開されている求人、それも転職サイトからハローワーク、各企業のホームページ上で公開されている求人に至るまでを一括で検索できます。
志望する企業名からの検索もできますし、キーワード(例えば、業界、職種や仕事内容など)検索もできます。希望する地域があれば勤務地から絞り込むことも可能です。
しかし、インディードも万能ではありません。
インディードは求人の一括検索サービスであるため、まずインディードから直接の応募は出来ません。インディード自体が求人募集に絡んでいるわけでなく、他社が募集しているものを表示しているだけです。
従って、求人ごとに情報掲載元の転職サイトを通じての応募となるため、何社もの登録や職歴入力の手間が何倍にもかかリます。
また、インディードには公開されている求人しか表示されません。
そういう意味からも非公開の求人に出会うことができる転職エージェントの利用価値が増します。

転職エージェント

転職エージェントと転職サイトの大きな違いは、求人を自分で探すか、人に探してもらうかです。自分の職務経歴やこれから希望する業務についてエージェントのコンサルタントに伝えることで、希望に沿った求人の紹介を受けられます。
転職エージェントが紹介する求人は転職サイトや企業の求人サイトには載らない非公開求人です。


リクルートエージェント

転職エージェントと聞くと真っ先に出てくるのが業界最大手のリクルートエージェントです。
リクナビNEXTと同じリクルートのサービスであって登録者数の規模感が強みです。
リクルートグループのネットワークを生かして大手から中小まで様々な企業と取引があり、求人数は多いです。
特に、幅広くキャリアの可能性を含めたキャリアを検討している人に向いています。
サポート体制ですが、登録すると専任のコンサルタントが付いて、応募書類の作成から割と丁寧な指導が受けられます。
それでも、リクナビNEXTと同じで他のエージェントと組み合わせて利用することをおすすめします。
専門性が高い研究職や技術職向けのコンサルタント部隊もいるので安心はできますが、やはり他のタイプが異なる2社と併せて利用することをおすすめします。

JACリクルートメント

会社自体がグローバルなため外資に強いイメージがありますが、日系にも強い転職エージェントです。大手企業にも強いです。
このエージェントは若手のジュニア層からエグゼクティブ層まで幅広く対応でき、現職である程度の期間にわたり経験と実績を積まれている方におすすめしたいエージェントです。
若手でも経験さえあれば、実績が足りなくても求人の紹介を受けられます。
一方で転職を機に研究職や技術職へキャリアチェンジがしたい層や社会人経験に乏しい第二新卒層には向きません。
求人の案内はどちらかと言えば保守的な印象があり、少しの可能性が見込めない場合はその求人は残念ながら紹介されません。
サポート体制ですが、リクルートエージェントのように一人一人に専任のコンサルタントが付くわけでなく、企業ごとに担当するコンサルタントを決めているため、応募の度にコンサルタントがコロコロと変わります。
JACコンサルタントがチームを形成して活動しており、そのため横のつながりが強く、情報の共有がなさいます。コンサルタントが変わっても心配はいりませんが、一人のコンサルタントと長く付き合いたい人には向きません。
このエージェントの場合、コンサルタント自身がそのまま企業の人事部門との営業窓口を兼ねているため、コンサルタントがその企業のことをよく知っています。そこが普通のエージェントと違うところであり、このエージェントの良いところです。応募する企業が置かれている状況や求人における事情や背景を知ることができるため、次の面接対策に生かすことができます。

メイテックネクス

あまり聞き慣れない社名ですが、メイテックは日本のモノづくりにおいて各メーカーの技術部門の人的リソースにおける問題解決に長年取り組んできた企業です。
そのメイテックの転職エージェントがメイテックネクストであり、親会社であるメイテックのネットワークを駆使してベンチャー企業から大手企業まで幅広いメーカーの技術部門に地盤があります。
このエージェントの良いところはサポート体制にあります。まず、JACリクルートメントとは違って担当者制の入れ替わりではなく、分野や業界ごとに分かれた少数精鋭のコンサルタントが専任で付いてサポートを受けられます。専任制のエージェントは他にもありますが、メイテックの場合、コンサルタント自身が理系出身で技術のことを正しく理解していることが最大の強みです。それにより、市場から見たときの自分のスキルや経験が十分であるかを評価をしたうえで求人の紹介を受けられます。
他のエージェントでは文系出身者が担当のコンサルタントになることもあります。技術に対する関心度と理解度が不十分なままだと、自分のスキルや経験として身に付いた技術を過大評価してしまいがちです。これではエージェントとして企業に対して推薦ができません。
技術を知り、研究者や技術者のキャリアの価値を理解できるコンサルタントメイテックネクストのコンサルタントです。

doda(旧DODA

doda(旧DODA)はパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する転職サービスのブランド名です。もちろん転職エージェントも展開しています。
僕自身、dodaさんには最初の転職活動からお世話になっており、お付き合いも長いのですが、Dこのエージェントが他のエージェントと比べて優れているところを紹介したく最後に選びました。

dodaでは、なかなか手の届きそうもないチャレンジングな求人や届きそうだけどやっぱり背伸びしないと届かないような求人も含めて紹介してくれます。
実は、すべてのエージェントがそうではなく、企業からの応募要件を一つでも満たしてなかったり、明らかにキャリアが足りないとエージェント側が判断した場合はどんなに希望したとしても求人の紹介は絶対にされません。
何故ならば、エージェントも営利を目的とした企業ですから採用となる見込みの低いお客様をサポートする理由はありません。エージェント業務にも当然人権費がかかっており、最初から望みの薄い人をサポートするよりもほぼ間違いなく採用されるだろう人やもう少し努力すれば採用されるだろう人をサポートすることがエージェントにとっても売上に直結する可能性が高いのです。
しかし、dodaでは逆にエージェントが少しでも転職希望者に可能性を感じたならば積極的に紹介し、応募を許可してくれます。
これまでに紹介したエージェントにもそういうことはありますが、dodaはそれが顕著です。これまでに紹介したエージェントにdodaを加えることで難易度の高い求人も射程圏内に加えることができます。
しかし、このメリットには大きなデメリットもあります。もともと難易度が高い求人であるため、書類選考の時点でお見送りとなる確率も高いのです。打たれ弱い人には向かないかもしれませんが、転職でキャリアを高めたり、上を目指そうと思えば、少し背伸びした求人にもトライすることが必要になります。
最後にサポート体制につい基本的に一人一人専任のコンサルタントが付きます。リクナビと同じく大手エージェントであり、職種の専門性が高い場合は業界に特化したコンサルタントが付きます。